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【紙の種類】

●塗工紙・・・上質紙(A)、中質紙(B)をベースに片面または両面に塗料を塗って、圧力をかけたロールの間を通し光沢を出したもので、塗工量の多いものからアート紙、コート紙、軽量コート紙、微塗工紙と分類されます。
○アート紙
表面にコート剤を塗布し高圧を加えて滑らかにした紙です。 滑らかで白色で写真をよりキレイに見せることができ、コート紙より塗工量が多く平滑で強い光沢があり、印刷適正が高い高級紙です。

■塗料量 上質紙をベースに四六全判に両面40gの塗料を添布
■用途  美術書やカタログ、本の口絵など、色を表現したい印刷物に。
■その他 光沢があり、彩度が高い

○コート紙
上・中質紙をベースに塗料をコーティングした紙。アート紙より品質は劣りますが安価で写真などの仕上りはよいです。

■塗料量 上質紙、中質紙をベースに両面40gの塗料を添布
■用途  写真などが入っているカタログ、ポスター、新聞折込チラシ、パンフレットなどに
■その他 光沢があり、彩度が高いがアート紙より少し落ちる

○マット紙
表面処理によって光沢を少し抑えた紙になり、しっとりとした質感と手触り感があります。光沢が少ないので、テカテカと光が反射しないほうが良い印刷物に向いています。

■用途  ポスター、カレンダー、カタログ等
■その他 光沢はあまりなく、シックな感じとなる。


●非塗工紙・・・書籍本文用紙、新聞用紙、コピー用紙、ノート用紙などのように表面に顔料が塗られていないもので、木材(原料)を化学処理した化学パルプと、木材(原料)をほぐしただけの機械パルプを混ぜた割合で、上質紙、中質紙、ざら紙というように分けられます。

○上質紙
化学パルプ(原木のチップを化学処理して不純物を除いたパルプ)を100%使用。白色度が高く、強度もある。コピー用紙などでよく使われる表面がざらざらしている用紙。
用途・商品の取扱い説明や書籍、単色チラシなどによく使用。

○中質紙
化学パルプ(原木のチップを化学処理して不純物を除いたパルプ)を70%、その他砕木パルプを30%程度まぜあわせた紙。

【紙の規格と寸法】

・印刷物として仕上がったときの」紙加工仕上げ寸法が、JISで決められている。印刷するときには、製本などの断裁余白が必要になるので、仕上げ寸法よりも少し大きな原紙寸法がある。また、紙はどんなに切ったとしても、縦と横の比率が同じになるように、1:√2(1.4)の関係になっている。

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【紙の目】

紙はタテ・ヨコの方向によって繊維配列の状態が異なり、繊維の多数は抄紙機上の流れにそって並びます。この流れの方向を「紙の目」といい、タテ目とヨコ目の2種類があります.



「縦目 (T目)」
T目紙の長い辺と平行に紙の目が流れているタテ目の紙のことです。Y目のサイズは、短い辺の長さ×長い辺の長さで表記されます。






「横目 (Y目)」
Y目 紙の短い辺と平行に紙の目が流れているヨコ目の紙のことです。Y目のサイズは、長い辺の長さ×短い辺の長さで表記されます。






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【紙の単位】

●連量(Kg) (れんりょう)
紙一連(洋紙原紙1000枚 もしくは板版原紙100枚)の重さをkgで表すもの。
一定の寸法に作られた紙、1連の重さでキログラム表示されます。

例えば、同じ米坪127.9g/2の紙でも
四六判(788×1091mm)の連量=127.9g/m2×0.788×1.091m=110kg
キク判(636×939mm)の連量=127.9g/m2×0.636×0.939m=76.5kg
となり連量は異なります。

連量(kg)=坪量(g/㎡)×面積(㎡/枚)×1000(枚)
(板紙の場合は100(枚)で計算)

●坪量(gsm) (つぼりょう)
1平方メートルの紙1枚の重さを表わします。g/㎡ (gsm)と表示し、重量の単位はグラムになります。
同じ商品の場合、坪量が大きいほど厚い紙ということになります。

日本では一般紙の斤量といえば、Kg単位が一般的ですが、中国ではg/m2になります。

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